Where is a limit? > 私的録音録画補償金関連 > 著作権分科会 法制問題小委員会(第7回)iPod課金の是非引き続き検討へ

2005年08月25日

著作権分科会 法制問題小委員会(第7回)iPod課金の是非引き続き検討へ

 zfylさん経由著作権分科会 法制問題小委員会(第7回)の配布資料がアップされています>いつもの事ですが大変お疲れ様です。まず、1 文化審議会著作権分科会法制問題小委員会審議の経過(案)ですが、63ページとかなり膨大な量です。肝心の私的録音録画補償金の見直しについては35ページからです。37ページの審議の状況では補償金の対象に追加すべき、という意見が5つである事に対し、不適当であるとする意見は6つあります。数の問題で無い事は重々承知していますが、反対派、よくやった、と個人的には思ってしまいます。
 それにしても、追加すべきである、という意見の(2) 補償金の対象となっているMD録音機器等を市場において代替する機器と捉えられることから、課金しないことは公平性の観点から妥当ではない。 ・・・なんだ、そら。なんかね〜〜、呆れるを通り越して、バカ。これしか言いようが無い。

 これだけの量を2時間半でアップされるとは平伏してしまいます。未だ内容はざらっとしか見ていないのですが、これから共同通信等も含めて各メディアがニュースを出す事が予想されます。取り敢えず、第一報まで。

16時半追記
 共同通信社経由課金の是非引き続き検討へ 私的録音めぐり文化審小委と言う記事がアップされています。多分地方紙は同じ文章になるかと思われます。引用させて戴くと
 文化審議会著作権分科会法制問題小委員会は25日の会合で、MDなどに課金している私的録音補償金制度の対象にiPodに代表されるハードディスク内蔵型やフラッシュメモリー型携帯プレーヤーを追加指定すべきかについて、「引き続き検討が必要」とする審議経過報告案をまとめた。
 携帯プレーヤーの指定をめぐっては、4月からの小委で、早期指定を求める著作権利者側と、反対するメーカー側が対立。議論は平行線となっていた。
 このため、報告案では「結論に向け、意見集約するには至らなかった」とし、「MDと同様の機能があるのに課金しないのは不公平」「制度導入時から技術環境は変化しており制度見直しが先」とする双方の代表意見を両論併記した。
 と言う事です。
 さて、2つのニュースソースが出ましたので残るは2〜3位と言う感じになるかと思います。
 
 17時半追記
 INTERNET Watch経由 iPod課金は賛否両論、補償金制度の廃止にも言及〜文化審議会の小委員会と言う記事が15:45に掲載されました。気になる部分を引用させて戴くと
 このほか、「審議の経過(案)」では「その他」の項目に「私的録音録画補償金制度の課題について」が挙げられた。録画技術の進展や音楽コンテンツのオンライン配信の普及といった技術革新に触れているが、補償金制度の縮小・廃止の是非も含めた根本的な見直しについて期限を定めて検討すべきとの意見も多く、その中には同制度が「既に破綻を来たしており、速やかに廃止すべき」との意見もあったという
 と言う部分と
 本日とりまとめた「審議の経過(案)」は、9月8日に開催される著作権分科会に「審議の経過」として報告され、その後パブリックコメントに付される予定だ。
 と言う部分でしょうか。
 
 18時半追記 う〜〜ん、今回のニュースソースを今色々とさらっているのですが、何か変なんですよね。例えば大分合同新聞なのですが、タイムスタンプが25日10:06と25日12:11になっています。しかも同一記事。当然、9:30~13:00迄委員会は行われていたので、審議中に記事がアップされた事になります。しかも政治欄。それは違うんじゃないかな〜と。取り敢えず「文化審議会」でぐぐれば出て来ますので自分の目で確かめて下さい。

 21時追記
 ITmediaライフスタイル経由私的録音録画補償金、制度見直し?――結論は出ずの記事がやっとこさ20:25にアップされました。記事はお馴染み渡邊宏さんです。気になる部分を引用させて戴くと
 この審議の経過(案)にて、私的録音録画補償金制度の課題として挙げられたのが、「HDD内蔵機器の追加指定に関して、実態をふまえて検討する」「いわゆる汎用機器/汎用記録媒体の取り扱いについて、実態をふまえて検討する」「対象機器/記録媒体の政令による個別指定という方式に関して、法技術的に観点から見直しが必要かどうか検討する」の3つ。
 それとここでも指摘されていますが
 経過(案)にて注目されるのが、「その他」として「私的録音録画補償金制度の課題について」という項目が追加されたこと。本来、私的録音録画補償金の見直しについて法制問題小委員会が検討すべき課題としていたのは、先に挙げた3点であり、私的録音録画補償金制度そのものについては審議の対象として設定されていなかった。
 と言う所です。
 そして、
「経過案としてはこれでいいと思うが、制度自体の課題については、報告として提出するにあたり、もう少しに煮詰めないといけない」。そう発言した委員がいるよう、制度自体の正当性/妥当性についてと、廃止後をもにらんだ枠組み作りには、さらなる議論と検討が必要である。しかし、当初は審議対象とされていなかったテーマがここまで浮上してしてくること自体が、私的録音録画補償金制度そのものが抱える問題の大きさを示しているといえる。
 と言われている部分は考えさせる部分だと個人的には思っています。

 さて、09/08の著作権分科会で報告されたのち、いよいよパブリックコメントです。個人的には未だ簡素化を要望しているのですが、去年の文化庁のパブコメを考えるとあの悪夢としか思えない期間の短さ、提出する前に目を通す膨大な資料、今でも個人的には怨んでますから。
 今回のパブリックコメントも「対象機器/記録媒体の政令による個別指定という方式に関して、法技術的に観点から見直しが必要かどうか検討する」が厄介そうですね。つまり、この記事を読む限り最低3つ、若しくは「私的録音録画補償金制度の課題について」も追加される可能性が無いとは言い切れないでしょう。更に(自称)権利者団体>若旦那さん曰くの悪の7団体(C)のコピペの嵐も懸念されます。

 兎に角、iPodを持っている人、Macを使っている人、iTMSを利用している人にも呼びかけて総力でパブリックコメントを提出する様にしないと簡単に補償金乗せられてしまうかと思います。何せ、賛成側は言質は取られない様にしない、論理通用しない、持論を通すだけですけど、金だけは沢山持っていますから。

 関連リンクCNET Japan経由文化審小委員会、iPod課金の決着は9月以降に先送り--補償金制度自体も見直しへ
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粛々と手順を踏んで課税へ向けて?
概要: 昨日、著作権分科会 法制問題小委員会(第7回)が行われたことは各所で既報の通りです。 ま、報道されてる部分で言えばほぼ思った通りの内容でしたね。
Weblog: 若旦那の独り言2005 Ver.3
Tracked: 2005-08-26 13:09
1日遅くなりましたが・・・そりゃあ順序よく課税したいっしょ?w
概要: #すみません、ワタクシ・・・木曜日の夜から、今朝まで深夜バス強行軍で、某地方都市に行ってましたもので、これから一昨日&昨日の一連の流れをアップして、突っ込みいれたろか?ってな感じでやりたいと思いますで..
Weblog: ふっかつ!れしのお探しモノげっき
Tracked: 2005-08-27 09:58
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