参照リンク「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会 審議の経過」に対する国民からの意見募集の結果について(pdfファイル)
「ハードディスク内蔵型録音機器等につきましては、以下に申し述べますとおり、私的録音補償金の対象機器として追加指定すべきであると考えます。」の「以下に申し述べますとおり」で検索した所、58件、「追加指定すべき」で98件、「ハードディスク内蔵型録音機器等につきましては、以下に申し述べますとおり」で56件、他には「政令指定に賛成」で12件、「日本音楽作家団体協議会」が7件、「JASRAC」が101件(笑)>こちらは反対意見の方です。
大体がこのパターンのコピペです。後は、MDに課金されiPodに課金されないのはおかしい、不公平、不思議です、という論調も文体的にはコピペでしょう。
指定に賛成すると言いつつ、例えば117ページの上から2番目「これまでは、気に入ったCDを友達から借りてMDに録音して聞くということがよくありましたが、」ハイ、貴方は立派に著作権者の権利を侵害しています。
130ページ上から3番目「知的財産立国をめざす日本で、なぜこの程度の問題が補償金を払うことが法制問題小委員会で意見がまとまらないか理解できません。委員の先生方はメーカーに洗脳されているのではないですか。」というメーカー性悪説を唱える意見も結構ありますね。
132ページの一番最後「デジタル技術の発達により、音質もまったく変わらないまま簡単にコピーができてしまい、」・・・はぁ?認識不足も甚だしい。
140ページの一番上もコピペのパターンの土台かと思われます。
152ページの4番目と9番目、153ページの5番目、154ページの6番目の様に「サーラのホームページを見たら」で4件、しかも同一文章。
164ページの2番目もコピペのパターンの土台かと思われます。
一番個人的に受けたのが165ページ上から3番目。引用させて戴くと
ハードディスク内蔵型録音機器等はDRMの実装が著しく異なるので一律に追加、免除してはならない。DRMの仕様によって私的録音録画補償金を追加指定、免除、さらには補償金を振り替えた補助金を支給する機器をそれぞれ指定するべきである。・・・勝手に言ってて下さい。
例1.テロリスト型録音録画機器
DRMを付けないMP3録音機が典型である。この機器と「著作権を破壊するため開発した」と公言しているP2Pファイル共有、複製システムを組み合わせて実際に莫大な著作権侵害行為を行っている。このような機器には多額の補償金を指定しなくてはならない。
例2.悪の帝国型録音録画機器
ずばり、ipodのような、いい加減なDRM仕様機器である。ipodのDRMはアップルのサイトから一度正規にコンテンツを購入した同一ユーザの認証を受ければ、いくらでも複数のPCやipodに複製できてしまう。つまりAPPLEは著作権を侵害して自分のハードを売って儲けることが出来る。また、コンテンツを購入した者が、日本のレンタルCD屋と同じ商売をできるので、可能ならばレンタルCDと同じ縛りをかけるべきである。しかし、技術的にそれが出来ないと言うのなら、ipodには補償金を指定しなくてはならない。
例3.正規のDRM型録音録画機器
正規のコンテンツ購入時に1回しか複製できないDRM機器である。最初の複製後はコンテンツを移動しか出来ないDRMである。このように二度と複製できない録音録画機器には補償金を免除するべきである。
例4.将来型高度DRM録音録画機器
IT技術の進展により、1回しか複製できないDRM機器とコンテンツ配信サイトによるシステムが著作権管理を自動化することができる。このようなシステムでは従来の著作権管理団体を通す必要がなくなる。高度な録音録画機器に著作権管理費を支払うべきである。また、このような高度なシステム構築に伴う莫大な費用に対して権利者は対価を払うべきである。さもなければ、誰も高度なDRMシステムを構築せず、例1.や例2.のような極悪録音録画機器がはびこるだけだろう。悪貨が良貨を駆逐してしまう。そのようなことを防ぐために、極悪録音録画機器から徴収し補償金を将来型高度DRM録音録画機器の開発に充てるべきである。
「音楽を都合のよい道具として」が8件、「上限1000円」が8件、「メーカーはさもユーザーの味方」が8件、
190ページの一番最後と191ページ1番目、213ページの一番最後から2番目、ど〜〜突っ込んだら良い物やら。221ページ一番最後〜222ページ一番最初は賛成側の内部告発かな〜と。「あまつさえ、2名の委員が日本経済新聞紙上に原稿を丸投げ」なんて一般の人は知らないですよ。
あれ、アップルの意見がいつの間にか229ページになっています。BSAも241ページと243ページにあるのですが、242ページが間に入っていて文脈が繋がっていませんね。
11/23追記241〜243ページを見たところ直っていました。
253ページの下から2番目、そう言うのであればこのパブコメをどういう手段で知り得たのでしょうか?普通ならブラウザソフトで見てメールソフトを使って、と言うのが妥当でしょう。この意見の方がよっぽど自分には「不自然」に思えます。ま、賛成側の本音は254ページ一番上、255ページ一番上と6番目も垣間見えますが。「・全ての録音/録画出来る機器に関して、課金対象とする。」と言うのが端的に物語っているかと思います。
関連リンク試される。(ココログ mix)さん経由「iPod 税」パブコメのツッコミどころ(その2)と併読されると楽しさ倍増です(笑)



両者が協力関係になければ補償金制度自体が成立しない訳で、かえって事態をこじらせる暴論ではないかと思うのですよ(別に権利者側に同情はしませんけど)。しかも、海外の補償金制度同様にメーカーに支払義務を負わせるべきだなどという意見もあったりで‥‥。
権利者側の中ですら、私的録音録画補償金制度の概要が理解されてないような気がしています。
論調からすると
>権利者側の中ですら、私的録音録画補償金制度の概要が理解されてないような気がしています。
これは自分もそう思います。本質さえ調べず、只メーカー側を罵倒し、何が何でも補償金を課そうとする。
そこら辺からもうねじれているな〜と思います。